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秘密のパリへ連れてって(9): Île aux cygnes(白鳥の島) -Partie2

Bonjour!

フランスダイレクトスクールのフランス語ブログマラソン第9周目です。

先週に引き続き、パリの第3の島「白鳥の島 Île aux cygnes」から、アレクサンドル・レイモン氏がお届けしてくれたのですが...表現力が豊かすぎてやっぱり聞き取れないところが続出。

日本語でもそうですが、本筋から外れる内容って、もごもごと早口になりますよね。まぁ結局そういうことで、聞きづらい箇所って、さして重要じゃないよ、ということが多いのでしょう。めげずに、楽しんで、少しでも聞き取れた箇所を喜びながら前に進みましょ。一歩一歩進化していくのですから...

今回話題になっているのは、Maison de la Radio (France)=国営のラジオ放送局、ラジオ・フランスです。

*Radio Franceのサイトはこちら→ Radio France : Accueil

 (生のフランス語も聞き放題!Grace a internet, on peut eccouter le francais facilement!)

 

2009年5月に相棒さんがラジオ・フランスに出演するということで、同行して中に入ったことがありますが、日本のラジオ・スタジオのそれとは比べ物にならない広さ。

公開収録用なのか、数十名が見物できそうなシアター形式の座席にピアノのあるステージ...一つのスタジオが、まさにコンサート会場の縮小版ようでした。 よくNHKでも公開収録時に椅子並べたりしているけど、比較にならないほどの雰囲気がありました。ちょっとコロッシアムみたいだったんですよね。それは、こちらの建物が円形だからなんだ、と今回気づくことになるのですが。。。

 

まさに税金泥棒(voleurs d'impots)と言われても仕方ない?くらいに内装も贅沢ですねー。しかも4000人もの従業員を抱えているのだとか。

 

先ほども書きましたが、この建物は円形です。どこか要塞のようではないですか?

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バスティーユのモデルなんだそうです。 voyez-vous?(お分かりになりますか?)

バスティーユといえば、1789年7月14日、フランス革命のきっかけとなった「バスティーユの襲撃(Prise de la Bastille)」。まさに"きっかけ"を作った場所です。

そして、1960年代に新しい建築様式で建てられたMaison de la Radioはメディアが注目される"きっかけ"になったもの。そんな点で共通点が見られます。

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また、円形は美的観点から(esthetiquement)、波(onde)を連想させますね。

レイモン氏の言葉を借りますと、

Esthetiquement, la rondeur est assez interessante, elle pourrait faire penser aux ondes de la Seine et aux ondes qui servent a diffuser la radio.

美的な観点から、この丸さは十分に興味をそそりますね。セーヌ川の波やラジオ放送の波を連想させるでしょう。

 

一々何かに結びつけるところ、さすがですね!

そして、丸い建物の中心に(au milieu)の四角い建物も見逃さないんですね。

丸いのと四角い(rond(e) et rectangulaire)建物の持つ意味は?

「アジア人ならわかりますよね?」 ってちょっと挑発的なレイモン氏...

しかも、nous sommes asiatiques, n'est-ce pas?(私たちはアジア人でしょう?)って言うんですよ。

レイモン氏の発言ですが、こういう形式だとVous etes(あなた方)ではなく、Nous sommes(私たち)というようにあえて言うのかな?

 

アジア人といえば仏教を知り(って強引かな?)、丸と正方形の原理(=la dialectique de la rondeur et du carre (en Asie))を理解しているでしょう、と。

仏教の曼荼羅では、丸と四角が大切な意味を持ち、丸rondeurと四角carreがパワーバランスを保ち、お互いが権力を封じあっているという。

レイモン氏がものを見ると、いろんな発見がありますね。

"そこにないものを見る" 

On ne voit bien qu'avec le coeur.(心でしか良く見ることを出来ない。)とも通じませんか? ・・・って大げさかな(笑)

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今回、講師の方が解説してくれた文法ポイントのご紹介もしますね。

 

entendre 知覚動詞の一つで、「聞こえる」

他にも、voir(見る)、regarder(見る)、sentir(感じる)、ecouter(聴く)等も知覚動詞です。

【entendre + S' + V' =S'がV'する音が聞こえる】

1. V'=VI

 J'ai entendu la pluie tomber. = J'ai entendu tomber la pluie.

    私は雨が降る音を聞いた。

2. V'=VO

    J'ai entendu Paul raconter cette histoire. = J'ai entendu raconter cette histoire par Paul.

   私はポールがその話をするのを聞いた。

<主語が一般的な場合、動作主が誰かとかは重要じゃない場合は省略>

 J'ai entendu dire qu'il y avait des greves.

    私はストがあったという噂を聞いた。

 

laisser 使役構文「人に〜をさせておく」(faireは人に〜させる)

1. V'=VI

 Je laisse ma soeur pleuler. = Je laisse peuler ma soeur.

    私は妹を泣かせて置く。

2. V'=自分の場合

 Je me laisse tomber sur le lit.

   私はベッドに倒れ込む→私はベッドに倒れ込むままになる。

3. V'=VO

   Je laisse Marie faire la vaisselle. = Je laisse faire la vaisselle a Marie.

  ---> Je la(lui) laisse faite la vaisselle. というように、指示代名詞を使う場合、上の2パターンの代名詞は変わるが同じ意味となる。

 私はマリーに食器を洗わせておく。

 

さーて、voyez vous?お分かりですか?(今回、この表現多かったですねー)

 

レイモン氏は、観光的にはあまり行かないかもしれない、面白いパリを紹介してくれましたね。15区・16区のこの辺り・・・次回のパリではゆったり散歩してみようと思います。

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A bientot!