秘密のパリへ連れてって:序章~Emmene-moi a la découverte des secrets de Paris: Prologue 1
フランスダイレクトスクールの新しい動画シリーズ「秘密のパリへ連れてって(Emmene-moi a la decouverte de secret de Paris)」の感想を書く"ブログマラソン"に参加します。
この動画シリーズでは、おしゃれな雑誌やガイドブックには載っていない、ディープで個人的なパリという街を、パリの住人が"mon Paris(=私にとってのパリ)"として紹介してくれます。
*動画はこちら。
秘密のパリへ連れてって 序章その1字幕付き - YouTube
(撮影・制作の須賀さんがブログに動画リンクを貼ることを了承してくださっているので拝借しました)
一人めは男性・Dino(ディノ)さん。
Rue du Bacからのサンジェルマン、オデオン界隈(secteur/quartier)を紹介。リュクサンブールLuxembourg近くの古書店等、なかなか観光では足を踏み入れないところも。
私も'08~'09に住んでいた界隈なので、光景が目に浮かびます。
ラスパイユのマルシェビオ(オーガニックマーケット)、オデオンのシネマやウイスキーや精油のお店、サンジェルマンデュプレのモノプリや薬局やシネマやカフェ、ブランジェリー...
この辺りは、私にとってもワクワクするmon Parisかなぁ。
二人めは女性・Raissa(ライサ)さん。
美味しくて、親しみやすい気軽なレストランや彼女の職場近くのパッサージュpassageの紹介をしてくれるようです。
三人めは女性・Charlotte(シャルロット)さん。
パリ郊外(近郊というべきか)のブーローニュBoulogneへ連れて行ってくれます。高校時代からずっと住み続ける"彼女の場所"Son quartierとのこと。
ブーローニュといえば、全仏オープン(Roland Garros)やサッカースタジアム(Parc des Princes)、豪邸等、あとは競馬場のイメージが強いですが、それはブーローニュの北側。彼女が紹介したいのは、南側のセーヌ川近くの大衆的な場所だそう。
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今日はこの序章の動画から学んだことをいくつか書き留めておきます。
<文法項目>
tomber sur + 人・物 = 予期せず<人・物に>出会う、見つける
複合過去・大過去のとき、助動詞はetre(性数一致)
On est tombes sur une petite librairie de vieux livres francais.
他の表現では、trouver(みつける)、decouvrir(発見する)、rencontrer par hazard(偶然に出会う)など。
*すべて同じ状況で置き換えられるわけではないので注意!
自分の知っている場所についての表現
C'est mon quartier. =私がよく知っている場所 なニュアンス
C'est mon Paris. =私にとってのパリ なニュアンス(他の人にとっては違う)
Je connais un peu les coins. =その辺りのスポットは少し知っている
(lesと定冠詞なのはles coinsのある界隈を前述しているので)
*coin=空間のうちの1部分、角、隅
<語彙・vocablaire(eで終わるけど男性名詞)>
個人的に気になった、又、復習になったなぁと思ったvocablairesを書き留めます。
P2:
le secteur (行政区分した町・地域の)地区、区域
la taxidermie 剥製(術)
dater de qc <時期・年代>にさかのぼる、はじまる
~viex livres francais qui datent du dix-neuvieme sciecle.
P3:
etre en train de~ 〜している最中である
on est en plus en train de simplifier les francais.
pote <話>友達、仲間
J'aime bien y aller avec mes potes et tout(友達とか).
deculpabiliser (人)を罪の意識から解放する
C'est une maniere(そのやり方、流儀) pour moi de me deculpabiliser.
P4:
par rapport a~ 〜に関連して、(〜と比べて、〜のために、〜に対して...)
~~~, par raport a tout ce qu'il s'est passe aussi a Paris...
la fusillade 銃撃(戦)、襲撃
paisible 穏やかな、静かな、(人・性格が)温和な、おとなしい
*表現
On me dit~, je pense a... 私は〜って聞くと、...が思い浮かぶ。
Il n'y a pas que ca. それだけじゃない。
Tu me feras gouter de ton plat?(Vous me ferez gouter de votre plat?)
あなたの料理を味見してもいいですか?
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上記は備忘録として、プリントと付き合わせて復習しようと思っています。
冠詞をつけているのは、女性・男性名詞の区別をしたいから。定冠詞をつけているのは本文に出てくるのをそのままにしているため。
語学の勉強のみならず、背景の知識、文化的なこともわからないと会話についていくのは難しいな。
ジュール・ヴェルヌJules Gabriel Verneやアレクサンドル・デュマAlexandre Dumas(pere)の作品を読んだこともない私は、もしこの場に居て、フランス語がわかっても「そうなの〜!?」って感激して相槌打てないと思うのです^^;
最近フランス語簡易化の改定案(アクサンシルコンフレクス等の廃止等)が国民教育省Ministere de l'education nationaleで話し合われている事実も知りませんでしたし...
その土地の文化や情勢に興味を持ち知ろうとすることは、当然のことながら、語学を学ぶ一つの大切な要素だな、ってつくづく思ったのでした。
パリでの必需品♪