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秘密のパリへ連れてって(13): Place de la République et Canal Saint-Martin

Bonjour! FDSフランス語マラソン13周目は、フランス海外県・海外領土(departments et territoires d'outre-mer)の一つ、グアドループ出身のライサさん。

 

グアドリープはカリブ海に浮かぶ島嶼群。1946年よりフランス海外県になりました。

添付の画像は、フランスの海外県・海外準県・領土などの分布。

カリブ海とインド洋上に位置するところが多いですね!

余談ですが、特別共同体のニューカレドニアで行われるマラソン大会にいつか出てみたいな。

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さて、そのグアドループから、学生の頃の10年前にパリへ来たライサさん。パリジェンヌとして、自分の場所"mon quartier"を紹介しています。

 

その場所とは、記憶に新しい2015年1月7日に起きたシャルリー・エブド襲撃事件(Attentat contre Charlie Hebdo)近くに位置する、パリ11区のレピュブリック広場(Place de la Republique)。

ここでは、パリの風物詩である"la greve" や "la manifastation (口語:la manif)"が行われる場所・・・・なのですが、この2つの単語の意味はわかりますか?

 

これらの言葉はパリで、しょっちゅう耳にしました。

パリ滞在中に移動が多かったので、天気予報のごとく気にしなければならない...

もうわかりましたねw

 

そう、ストライキです^^;

 

Parisien, Parisienne, on aime bien les greves!

パリっこはストが大好き。

ですからね...!

 

何故、greveがストライキという意味になったのか、この点を講師が説明してくれました。

 

greveは、辞書で調べると"砂浜"という意味もあります。

今はPlace de Hotel de Ville(市庁舎広場)と呼ばれる場所があるのですが、そこは昔 La place de la greve(グレーヴ広場)と呼ばれていました。

何故なら、その場所はセーヌ川岸に位置し、かつては貨物船などを引き上げる人工の砂浜で、日用品の運搬などで人が集まる場所でした。

そこに行けば仕事もある、ということで、求職する無職の方(au chomage)の方もたくさん訪れたのだとか。

 

そんなことから、

かつては「faire greve / faire la greve」=「求職する」

現在では「労働者が団結して仕事を停止する」

というような意味の変遷があったわけですね!

 

由来を知ると、言葉に対してもっと興味が湧いてきます。

 

またレピュブリック広場には、19世紀に正式にパリのスローガンに制定された言葉があります。

FLUCTUAT NEC MERGITURラテン語:フルクトゥア・ネック・メルギトゥール

大体の意味は(Ca veut dire en gros que...)、

「波に揺れようと、嵐に遭おうと、パリはいつもまっすぐに立ち決して沈まない(Paris dans les flots, dans la tempete, elle reste debout mais elle ne coule jamais.)」

 

***

今回の講義の中でもう一つ気になった単語をご紹介します。

balancer 

*放す・捨てる

Elle balance son poisson rouge dans le canal. 彼女は金魚を運河に放した。

*投げる

 Elle balance des cailloux. 彼女は小石を投げる。

*caillou: 小石、砂利

参考:<<Faire des ricochet sur le canal Saint-Martin.>> by映画『アメリ(Le fableux Destin d'Amelie Poulain)』

*le ricochet: 小石が水面ではねること

*左右/上下など、逆方向に揺らす

Balancer un enfant pour l'endormir. 赤ん坊を揺らして眠らせる。

*balancer + qnで、qn(人)をけなす・不躾にものを言う

Il m'a balance les pires injures. 彼は私にひどい悪口を言った。

*pire: mauvais(英bad) の比較級 。le pireで最上級

*injure: 罵詈雑言・悪口

 

派生して、balancoire <n/f>で、ブランコ・シーソー

     balance<n/f>で、軽量台・天秤

 

※日本語で言う「バランス」は、equilibreの方がよく使われる。

 Equilibre wntre vie professionnelle et vie privee. (ワークライフバランス)

 

***

もう一つだけ、私が覚えておきたいこと。

des moins jeunes が、若くない人々 と訳されること。

moins は"〜ない"という否定を含意するんだな、っていうことに改めて気付かされました。

"もっと若い人々"だったら、des plus jeunes になるわけですもんね。

 

ではでは、長くなりましたのでこの辺で!

 

A bientot!

 

 

 

 

 

秘密のパリへ連れてって(12): Deux bâtiments qui relient Paris et le Japon

FDSブログマラソン「秘密のパリへ連れてって」第12回目です。

題して、Deux bâtiments qui relient Paris et le Japon (パリと日本をつなぐ2つの建物)。

*relier:  (英to link, to bind) 〜を結ぶ、つなぐ

今回のビデオが最後となる、アレクサンドル・レイモン氏の"秘密のパリ"ツアー。 130年前の不可能を可能にする深い愛の力を語ってくれた時、思わず感動してしまいました。

 

さて、2つの建物とは、何を指すのでしょうか?

それは7区に位置する、

 

ラ・パゴッド:

La Pagode (57 bis rue de Babylone)

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聖フランソワ・グザヴィエ教会:

L'eglise Saint Francois Xavier(12 place du President Mithouard)

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パリの空の下、快適に散歩して5分足らずの距離にある2つの建物。

ラ・パゴッドは前回ご紹介したデパート"ル・ボン・マルシェ(・リヴ・ゴーシュ)"の創設者であるアリスティッド・ブシコーの未亡人が経営を託した一人が、1870年に愛の力で日本から持ってきた建物。仏教と考えられています。(正真正銘の日本的建物であることを除いて)

旧アール・エ・エッセ系の映画館でもあります。(現在は休館中)

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もう一つの聖フランソワ・グザヴィエ教会は、16世紀初頭、日本にカトリックをもたらしたフランシスコ・ザビエルの所縁の教会。

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パリの中の日本を感じてみるのも良いですね。

エアバスも巨大な機械も無い時代に、一人の男の熱意と愛によって、持ってこられた大きな建物La Pagodeの事を語るとき、レイモン氏が「J'ajouterai un dernier point tres important, 」(とても大切なポイントを最後に付け加えたいのですが、)と言っていました。使えそうな表現なので、覚えておこうと思います。

  

*解説ポイントであるフランス語の"冠詞"を学びましょう。

 

本文:

nous passons avec transition par la rue, donc ... à la Pagode qui, autre scoop de mon Paris secret, n'a jamais été une pagode.

 

定冠詞(le, la, les)

1)特定化・限定化

・既に知られているもの(その~、例の~)

・世界に一つしかないもの(le Japon, la Terre)

2)概念化・抽象化
ex: L'homme est mortel.(人間、いつかは死ぬ。)

 

 不定冠詞(un, une, des)

 特定されていないもの、任意のもの

・単数形:1つの、ある~

複数形:いくつかの~ 

la Pagode ...定冠詞:世界に一つしかないもの=「ラ・パゴッド」
une pagode...不定冠詞:不特定のもの=仏塔。パゴダ(釈迦の遺体・遺骨、またはその代替物を安置した仏教建築) 

⇒ La Pagode qui n’a jamais été une pagode.

「ラ・パゴッド」は決して(いわゆる)仏塔・パゴダではありませんでした。

 

また、不定冠詞 + 固有名詞 で、

名詞のある側面をとらえた表現 となります。

・ 固有名詞:un soleil éblouissant(まばゆい太陽)

・ 地名・国名:une nouvelle France(新たなフランス)

・ 季節:un hiver long et rude(長く厳しい冬)

 

un certain Emile Morin ~ (エミール・モランという人)とか、本文でも頻出した不定冠詞。

冠詞の色々な側面が見えてきました!

 

***

*続いて、解説ポイントである関係代名詞dontを学びましょう!

 

本文:

sa veuve avait confié la gestion de l'empire Boucicaut, Bon Marché, à trois gestionnaires, dont un certain Emile Morin.

彼の未亡人はブシコー王国、すなわちボン・マルシェの経営を3人の経営者に託しました。そのうちの一人がエミール・モランです。

 

dont 「ドン」と読みます。

1. dont S + V:補足
2. dont + 名詞:〜を含む ・・・本文では、こちらの意味

 

1. 補足
1) 主語・直接目的語の補足

J’ai une amie dont la mère est française.

⇒ J’ai une amie. 

    La mere (de l’amie) est française.

    私には、母親がフランス人の友人がいる。

 ※dont は、 de + 名詞 を指しているので、ここを探して読む。

 

2) 動詞の補足
Voilà le chien dont il a peur.

⇒ Voilà le chien.

 Il a peur du chien. 

 ほら、あれが彼が怖がっている犬だよ。

 ※avoir peur de~ 「〜が怖い」の "de 〜"の補足となる。

 

3) 形容詞の補足

Il achète un cadeau à Marie dont il est amoureux.
⇒ Il achète un cadeau à Marie.

 Il est amoureux de Marie.

 彼は大好きなマリーにプレゼントを買う。

 ※etre amoureux(amoureuse) de ~ 「〜に恋している」の "de〜"の補足となる。

 

2. 〜を含む ・・・「その内」と訳せば良い!

4) Il y a eu 10 blessés, dont deux grièvement.

 10 名の負傷者がおり、その内 2 名は重傷だ。


5) Il a plusieurs maisons, dont une à Nice.

 彼はいくつも家を持っているが、その内一軒はニースにある。

 

※dontの前に virgule(ヴィルギュル=コンマ)をつけて、「, dont」となっていることに注意。

 

***

今回もたくさんのわからない単語に遭遇。。。

 

confier la gestion a ~ :〜に経営を託す 

neanmoins : <英nevertheless> しかしながら、にもかかわらず

issu(e) <adj>:(de~)出身の、生まれの

        (de~)に由来する

 cette pagode est issue d'une l'histoire d'amour.

    このパゴッドは愛の歴史の物語が起源です。

 

partir au ciel : 天国へ旅立つ=亡くなる

***

 

レイモン氏ともここでお別れですが、きっとパリの空の下でばったり会えたりするんじゃないかなぁなんて思います。

だって、住んでる場所が大体わかってしまいましたよね(笑)

 

では、A bientot!

秘密のパリへ連れてって(11): L'exposition de Ai Wei Wei au Bon Marche

Bonjour! C'est la 11eme fois de Blog marathon en Francais...

FDS(フランスダイレクトスクール)ブログマラソン11周目!

 

1週間の相棒来日を終え、静かなひとり時間の中、締切ギリギリのところでブログを書いています。

ちょうど、今回の解説授業で「ギリギリの・最後の瞬間に=in extremis(イン・エクストレミというように、最後の子音を発音する)」というラテン語由来の表現が出てきました。

J'ecrie ce blog in extremis. 私はギリギリのところでこのブログを書きます(苦笑)

 

■現代フランス語でのラテン語

*特徴1:"a"のアクサンなし

a priori: 先験的に・先天的に・予備知識なしに

 Ne pas juger a priori. 物事を頭から判断しない。

a fortior: いわんや・まして

 Le proche avenir est difficilement previsible, a fortiori un avenir aussi lointain.

 近い未来のことでもわからないのに、ましてや遠い未来のことなんてわからない。

*特徴2:最後の子音も発音

in extremis: 最後の瞬間に・ぎりぎりの   =イン・エクストレミズと発音。

 Monter dans le train in extremis. ぎりぎりのところで電車に乗り込む。

***

 

さて、本題に入りましょう!

 

パリ7区にあるボン・マルシェ(Le Bon Marche)というデパートはご存知ですか?

http://www.lebonmarche.com/jp.html ←日本語のWebサイト♪

 

おそらく、パリで一番オシャレ(le plus chic)で豪華な(le plus cossu)なデパート。

お土産も一通り揃う食品館(Le grand epicerie)は高いけど、目で楽しむだけでも行く価値あり。建物自体も重厚で豪奢。伝統と革新の、いわゆる"素敵パリ"の代表格。

bon marche (eアクサンテギュ)って、「安い・安く」っていう意味もあるので、豪華なデパートなのに面白い名前ですよね^^ この用法の場合は冠詞はないですけどね。

 

メトロのSevre-Babylone駅からすぐのところにあります。

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19世紀(1852年)に、地方出身の帽子屋の息子だったアリスティッド・ブシコー(Aristide Bousicaut)という社会的成功者の夫妻のおかげで生まれたル・ボン・マルシェ。

当初は、リボン(des rubans)、レース(des dentelles)、布製品(du linge)など、衣料品の材料(des elements de toilette)を売ることから始まりました。

当時の豪華なモザイク付きの看板が今でも残っています。

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今回、このボン・マルシェを取り上げている大きな理由は、語り手レイモン氏の友人でもある、"中華人民共和国(La Republique Populaire de Chine/la RPC)"で一番の芸術家であるAi Wei Wei氏の展覧会が行なわれている会場でもあるから。

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皮肉を込めて、単なる中国(la seule Chine)と言わないのは、Ai Wei Wei氏の作品には、ポストモダニズムアートに内在する挑発や扇動が中国本土当局(les autorites pekinoises)からあまりよく思われていないから。

Ai Wei Weiの下の名前(未未)は、中国語でnon-nonと二重否定(double negation)の意味だそうで、これは、彼の芸術に特徴的なことを表しているのだとか。彼は、ショア(Shoah=人間の残虐な行為の歴史を歪曲・縮小して解釈する主義)という意味での否定論者ではなくて、中国政府(gouvernement pekinois)にもnonだし、また同時に、様々な順応的な態度(体制順応主義=conformisme)に対してもnonな訳です。

 

彼の作品の展覧会を、パリを代表するデパートで大々的に行うフランスという国の懐の大きさ、自由さが好きだなぁと改めて思いました。

住むには色々大変なこともあるけど(物価高いし;)、でも魅力的。

 

***

 

今回の文法注目事項です。

解説授業担当の大山講師が、重要な表現を教えてくださっているので、書き留めておきます。

 

○devoir qc a qn = qc はqnのお陰だ

Je dois mon succes a vous. 私の成功はあなたのお陰です。

Nous devons le Bon Marche a un certain Aristide Boousicaut qui represente un parangon de reussite sociale.

ボン・マルシェはアリスティッド・ブシコーという社会的成功者のお陰です。

 

○certain : 語順や続く名詞の種類などで意味が変わるので注意!

*un(e)/des +名詞+certain(e) : 確実な〜 

※後ろから形容しているので、客観的なニュアンスかな?

 des progres certains 確実な進歩

*un(e) certain(e) + 名詞:ある〜

 un certain jour ある日

*un certain + 固有名詞:〜という人

 un certain Aristide Bousicaut アリスティッド・ブシコーという人

*certain(e)s<複数形> + 名詞:幾らかの〜・一部の〜  ※冠詞なし!

 Certains etrangers 一部の外国人

 

○confiance : n/f 信頼 

用法によって"誰を"信頼しているのか、信頼するという行為なのか、信頼しているという状態なのかが変わるので注意!

 -avoir confiance dans/en qn : 〜を信頼している(状態)

 J'ai confieance en Pierre.  Je lui ai confiance. ピエール(彼)を信頼している。

-faire confiance a qn : 〜を信頼する(動作・行為)

 On lui a fait confiance. 彼を信頼した。

-donner / inspirer confiance a qn : 〜に信頼感を抱かせる

 grace a la confiance qu'il a inspiree... 信頼感を抱かせたおかげで...

-gagner la confiance de qn : 〜の信頼を得る

 Il a gagne la confiance de mere de sa petite amie. 彼は彼女の母から信頼を得た。

 

***

 

J'ai aussi apris beaucoup de chose cette fois...

 

いつもたくさんの学びがありますね!

Merci pour 先生〜

A bientot!

 

 

 

秘密のパリへ連れてって(10): Le Saint-Andre des Arts

Bonjour!

フランスダイレクトスクールのブログマラソン10周目です。

先週に引き続き、アレクサンドル・レイモン氏がパリを紹介してくれています。

今回は、アール・エ・エッセ<<Art et Essai>>の映画館の一つ、

Cinema "Le Saint-Andre des Arts"(サンタンドレ・デザール)

 

アール・エ・エッセとは、日本で言う、ミニシアター系や名画座のような、芸術性が高いものはハリウッドやメインストリームの大作ものではない映画を上映するタイプの映画館を指します。

 

その中でも、この6区の端っこにあるこのLe Saint-Andre des Artsは、規模が大きく、3つの上映室があります。

 

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』や『パリ、テキサス』等で日本でもおなじみのドイツ人監督ヴィム・ヴェンダースの作品を初めて上映したのもこの映画館だそう。

観る目が高いというか、film d'auteur(=cinema d'auteur):作家の芸術性を反映した映画を大切に流している映画館なんですね。

 

昨年11月に、リスボン・エストリル映画祭でヴィム・ヴェンダースをお見かけしましたが、トレードマーク?のサスペンダー姿で、ピシッと背筋を常に伸ばしている感じ、個性が光っていました。

 

さて、本文にこんな表現があります。

Il represente une institution culturelle en matiere de septieme art depuis un demi-siecle.

ここは半世紀以来第七芸術に関わる文化施設の代表です。

 

第七芸術ってなんぞや?って思われる方もいるかもしれないので、ここで補足説明です。

第七芸術 (le septieme art)は、映画の事。フランスで生まれた表現で、諸説ありますが、

第一は建築( l'architecture)

第二は絵画(la peinture)

第三は彫刻(la sculpture)

第四は音楽(la musique)

第五は舞踏・演劇(la theatre)

第六は文学(la literature)

そして、

第七は映画(le cinema)

(*諸説あるので、順番は違うかも^^;)

 

知らないと、意味がわからないですね。でも、こういう豆知識を少しずつわかってくると、フランス語の奥深さを知れてもっと面白みが増すな〜って思います。

かくいう私も、8年前に聞きかじったこの芸術の話...すっかり忘れていましたが、今聞いても「へー」って思ってワクワクします。

 

今回の重要表現は、文章を読み解く鍵にもなりそう。

以下、まとめます。

 

表現「〜について・〜に関して言えば」

Pour ce qui est de〜 →話の内容を膨らませたり、別の観点から考えを述べる際の導入表現。

 

本文では、

Pour ce qui est de l'échelle〜 規模に関しては〜

Pour ce qui est de l’histoire de cette salle〜 この上映室の歴史については〜

(échelle = n/f 規模(ここでは部屋の大きさや収容人数など))

 

*他の表現:

en ce qui concerne~  <concerner (vt) : 関わる>

En ce qui concerne le service, c’est un très bon hôtel.

(=Pour ce qui est du service, c’est un très bon hôtel.)

サービスに関して言えば、とても良いホテルです。

 

concernant <前置詞。*現在分詞ではない>

Concernant la nouvelle loi〜  新しい法律に関していえば〜

 

au sujet de〜 <sujet n/m 話題>

quant à〜 (コンタと読む。この表現でしか使わない。)

en matière de 〜 <matière n/f 話題・科目> 

Il représente une institution culturelle en matière de septième art.

それは第七芸術に関わる文化施設を代表しています。

En matière de cinema, 映画に関して言えば

 

a propos de〜 <propos n/m 言葉・特に話された時の言葉>

 

***

 

サンタンドレ・デザールのあたりは、雑誌の中から飛び出してきたパリって感じで、きっと好きになる人が多いんじゃないかな?

私も、この近くのオテル・サンタンドレ・デザールを友人に勧めたりしてました。エレベーターはないけど、パリらしい滞在をするならここはお勧め^^

Hôtel Saint-André des Arts |

 

これから相棒を羽田空港まで迎えに行ってきます!

パリから来るんですが、英語での会話になってしまう私たち。

今回は、ちょっとフランス語頑張ってみます!

 

ちょっと内容薄くなっちゃったけど、取り急ぎ一旦終了〜

また加筆予定♪

 

秘密のパリへ連れてって(9): Île aux cygnes(白鳥の島) -Partie2

Bonjour!

フランスダイレクトスクールのフランス語ブログマラソン第9周目です。

先週に引き続き、パリの第3の島「白鳥の島 Île aux cygnes」から、アレクサンドル・レイモン氏がお届けしてくれたのですが...表現力が豊かすぎてやっぱり聞き取れないところが続出。

日本語でもそうですが、本筋から外れる内容って、もごもごと早口になりますよね。まぁ結局そういうことで、聞きづらい箇所って、さして重要じゃないよ、ということが多いのでしょう。めげずに、楽しんで、少しでも聞き取れた箇所を喜びながら前に進みましょ。一歩一歩進化していくのですから...

今回話題になっているのは、Maison de la Radio (France)=国営のラジオ放送局、ラジオ・フランスです。

*Radio Franceのサイトはこちら→ Radio France : Accueil

 (生のフランス語も聞き放題!Grace a internet, on peut eccouter le francais facilement!)

 

2009年5月に相棒さんがラジオ・フランスに出演するということで、同行して中に入ったことがありますが、日本のラジオ・スタジオのそれとは比べ物にならない広さ。

公開収録用なのか、数十名が見物できそうなシアター形式の座席にピアノのあるステージ...一つのスタジオが、まさにコンサート会場の縮小版ようでした。 よくNHKでも公開収録時に椅子並べたりしているけど、比較にならないほどの雰囲気がありました。ちょっとコロッシアムみたいだったんですよね。それは、こちらの建物が円形だからなんだ、と今回気づくことになるのですが。。。

 

まさに税金泥棒(voleurs d'impots)と言われても仕方ない?くらいに内装も贅沢ですねー。しかも4000人もの従業員を抱えているのだとか。

 

先ほども書きましたが、この建物は円形です。どこか要塞のようではないですか?

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バスティーユのモデルなんだそうです。 voyez-vous?(お分かりになりますか?)

バスティーユといえば、1789年7月14日、フランス革命のきっかけとなった「バスティーユの襲撃(Prise de la Bastille)」。まさに"きっかけ"を作った場所です。

そして、1960年代に新しい建築様式で建てられたMaison de la Radioはメディアが注目される"きっかけ"になったもの。そんな点で共通点が見られます。

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また、円形は美的観点から(esthetiquement)、波(onde)を連想させますね。

レイモン氏の言葉を借りますと、

Esthetiquement, la rondeur est assez interessante, elle pourrait faire penser aux ondes de la Seine et aux ondes qui servent a diffuser la radio.

美的な観点から、この丸さは十分に興味をそそりますね。セーヌ川の波やラジオ放送の波を連想させるでしょう。

 

一々何かに結びつけるところ、さすがですね!

そして、丸い建物の中心に(au milieu)の四角い建物も見逃さないんですね。

丸いのと四角い(rond(e) et rectangulaire)建物の持つ意味は?

「アジア人ならわかりますよね?」 ってちょっと挑発的なレイモン氏...

しかも、nous sommes asiatiques, n'est-ce pas?(私たちはアジア人でしょう?)って言うんですよ。

レイモン氏の発言ですが、こういう形式だとVous etes(あなた方)ではなく、Nous sommes(私たち)というようにあえて言うのかな?

 

アジア人といえば仏教を知り(って強引かな?)、丸と正方形の原理(=la dialectique de la rondeur et du carre (en Asie))を理解しているでしょう、と。

仏教の曼荼羅では、丸と四角が大切な意味を持ち、丸rondeurと四角carreがパワーバランスを保ち、お互いが権力を封じあっているという。

レイモン氏がものを見ると、いろんな発見がありますね。

"そこにないものを見る" 

On ne voit bien qu'avec le coeur.(心でしか良く見ることを出来ない。)とも通じませんか? ・・・って大げさかな(笑)

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今回、講師の方が解説してくれた文法ポイントのご紹介もしますね。

 

entendre 知覚動詞の一つで、「聞こえる」

他にも、voir(見る)、regarder(見る)、sentir(感じる)、ecouter(聴く)等も知覚動詞です。

【entendre + S' + V' =S'がV'する音が聞こえる】

1. V'=VI

 J'ai entendu la pluie tomber. = J'ai entendu tomber la pluie.

    私は雨が降る音を聞いた。

2. V'=VO

    J'ai entendu Paul raconter cette histoire. = J'ai entendu raconter cette histoire par Paul.

   私はポールがその話をするのを聞いた。

<主語が一般的な場合、動作主が誰かとかは重要じゃない場合は省略>

 J'ai entendu dire qu'il y avait des greves.

    私はストがあったという噂を聞いた。

 

laisser 使役構文「人に〜をさせておく」(faireは人に〜させる)

1. V'=VI

 Je laisse ma soeur pleuler. = Je laisse peuler ma soeur.

    私は妹を泣かせて置く。

2. V'=自分の場合

 Je me laisse tomber sur le lit.

   私はベッドに倒れ込む→私はベッドに倒れ込むままになる。

3. V'=VO

   Je laisse Marie faire la vaisselle. = Je laisse faire la vaisselle a Marie.

  ---> Je la(lui) laisse faite la vaisselle. というように、指示代名詞を使う場合、上の2パターンの代名詞は変わるが同じ意味となる。

 私はマリーに食器を洗わせておく。

 

さーて、voyez vous?お分かりですか?(今回、この表現多かったですねー)

 

レイモン氏は、観光的にはあまり行かないかもしれない、面白いパリを紹介してくれましたね。15区・16区のこの辺り・・・次回のパリではゆったり散歩してみようと思います。

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A bientot!

 

秘密のパリへ連れてって(8): Île aux cygnes(白鳥の島)

Bonjour!

フランスダイレクトスクールのフランス語ブログマラソン第8周目です。

 

パリの真ん中を流れるセーヌ川にある島はご存知ですか?

1区と4区に位置するシテ島と4区に位置するサン=ルイ島は、パリ好きには有名な島かもしれませんね!観光でも人気の島ではないでしょうか?

 

今回、ちょっと不思議ちゃんで可愛らしい大学教授でインテリのアレクサンドル・レイモン氏が紹介してくれたのは、第3の島「白鳥の島=Île aux cygnes」

(白鳥が居るのかな?と思いきや... カモメだけですけどねw)

こちらは15区と16区の間に位置するので、かなり西側です。

1年間パリに居たのに、しかも2ヶ月間16区に住んでいたのに...し、しらなかった!

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話し手のレイモンさんは非常に表現力豊かに伝えてくれるので、修飾語が多く、ちょっと意味を捉えるのが難しい;

細かく読み解くと消化不良になりそうなので、今回の気づきを5つだけ上げてみます。

 

と、その前に、パリ15区(左岸・Rive gauche)とパリ16区(右岸・Rive droite)

の風景の違いをちょっと紹介。

 

こちらは16区。

典型的な落ち着いたオスマン建築(typiquement et benoitement Haussmannien)

住宅街で、シアターは1軒しかなく、公共のラジオ局(Radio France)があります。

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こちらは15区。

モダンな建築が目立ちます。この赤っぽい建物はいったい何!?

(答えは後でね!)

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***

(1) 動詞 emprunter の意味・使用方法を読み解きます。

 

1. 借りる(無料または利子を払って) →使用料を払って借りるのはlouer

 Emprunter un livre à la bibliothèque.

   図書館で本を借りる。

 

2. emprenter A à B:AからBを借用する、Bに由来する

 Les Français emprunté de nombreux mots au grec.

   フランス語は多くの言葉をギリシャ語から借用している(=由来している)。

 

3. (交通のために)ルート、道を通る

 Le conducteur emprunte la voie de gauche.

   運転手は左車線を走る。

 Je emprunte la route nationale 1.

    私は国道1号線を通る。

   Nous avons emprunté un port tout à fait secret.

   私たちは全くもって秘密の橋を通りました。

 

(2)bambin =鼻垂れ小僧、おちびちゃん<イタリア語>

  語感がかわいかったので、覚えておきます。

 

(3) ~atre 〜に近い(がそれではない)...aシルコンフレクスとなる! 

 →英語の〜ish と同様、あまり好ましい感じでは使わない。

 

blueatre 青っぽい

rougeatre 赤っぽい

jaunatre 黄色っぽい

douceatre 甘みが薄い・濃すぎる 例)Le saveur douceatre 味わいの薄い

 

Il n'y a qu'un seul batiment rougeatre sur le Front de Seine.

フロン・ド・セーヌには、赤っぽい建物は一つしかない。

 

※Front de Seine(フロン・ド・セーヌ):15区の中のエリア名BeaugrenelleやJavelなどの場所をさす。Métro lign 10で行ける。

 

(4) 大意をつかむためのコツ

 = 核<主語・動詞・目的語>をみつける。

 

   Et donc, le batiment rouge<主語>,

   quand vous viendrez à Paris,

   vous le constaterez,

   il n'y a qu'un seul batiment rougeatre sur le Front de Seine donc,

   était<動詞> auparavant, en réalité,  une dépendance de Nikko<目的語>,

 la fameuse marque, si j'ose dire, japonaise.

そんな訳で、赤い建物は<主語>

もしパリへ来たら、

実際にご覧いただけると思います、

フロン・ドゥ・セーヌには赤っぽい建物は一つしかないことに、そして、

実は、以前は日航ホテルに属していたのです<目的語と動詞>

有名なブランドホテル、あえて日本のと言いますと。

 

簡潔にすると

→Le batiment rouge était auparavant une dépendance de Nikko.

 

*constater :直接的な経験によって(事実などを)みとめる

*dépendance (de〜): n/f (宿やお城等に属する、付随する)建物や土地

*auparavant :以前は

 

大まかにわかってしまえば、わからない単語は、

Qu'est-ce que ça veut dire, "dépendance"?

(dépendanceはどういう意味ですか?)

というように訊けばいいですね!

 

(5) Radio France(フランス国営放送のラジオ局)とLa statue de la liberté(自由の女神像)の比喩表現

 

 話し手のレイモンさんの大胆発言。

 Paris on trouve le monde entier. パリでは、世界中のすべてがみつかる。

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アメリカ合衆国 と ソビエト連邦が 同時にある、という喩え話をしています。

 

・「自由の女神」・・・アメリカ合衆国、自由、資本主義の象徴。

・「ラジオ・フランス」・・・1000人規模の従業員を抱える大会社、7つのチャンネルを持つ影響力ある公共放送、ということで共産国家の象徴。 

 

すぐに、このことを理解するのは難しいですね...

 

でも、こういうウィットに富んだ会話についていけるようになってみたいものですね!

 

***

 

こちらのビデオを解説してくれた西田講師によると、話し手の声の高低やスピードによっても意味を聞き分けるヒントになるよ、ということもおっしゃっていました。

枝葉末節にとらわれず、核をみつけること・・・長文を読んだり・聞いたりするときに心がけたいと思います♪

 

À bientot!

 

 

 

 

秘密のパリへ連れてって(7): La maison de la culture du Japon(日本文化会館)

 

Emmene-moi a la decouverte des secrets a Paris(秘密のパリへ連れてって)も第7周。

今週は、La maison de la culture du Japon a Paris(パリの日本文化会館)についてです。

 

その会館は、パリ15区(blockbusterやhot spotとの表現もされています)に位置し、エッフェル塔(la Tour Eiffel: de fer(鉄の) やd'acier(鋼鉄・はがねの)との表現も)やオーストラリア大使館(l'Ambassade d'Australie: dans le monolithe(一枚岩の)やdans la pierre(石の)、maritime(海)との表現も)が近くにあります。

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紹介してくださるのは、とってもキュートで上品な紳士Raymond Alexandre(レイモンド・アレクサンドル)氏。

大学教員(universitaire)で、作家(auteur)、出版社による出版(publier a compte d'editeur)や自費出版で、アジア文化について、また日本映画についての出版もしているそうです。

1998年(dix-neuf-cent-quatre-vingt-huit)に、パリの日本文化会館の巨大プロジェクトが発足された当時、レイモンド氏は文化省に勤務して、実際に関わったのだそうです。

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レイモンド氏の語りの語感は、知的で優しくて上品。

 

*notamment(特に)、voire(更に) という単語の使用(普通なのかもしれないけど;)

 ・・・私だったらspecialementとかaussiとか使ってしまう><

 

や、

 

je dirais... といった、条件法現在を使った婉曲で丁寧な表現を多く使用しています。

 

そして、今回の大事なポイント!

同じ表現を繰り返さずに、言葉を変えることも。

「同じ表現を繰り返さない」ということで、"〜の(すぐ)近くに"の表現を学びます。

 

〜の近くに

(tout) près de

à coté de

à proximité (immédiate) de

à quelques encablures de

 :encablure(単位:ケーブル、約200m) 

  Ma maison est située à quelques encablures de le supermarché.

à un jet de pierre de

 :jeter un pierre 石を投げる → 石を投げて届く範囲に

à deux pas de

dans le voisinage (immédiate) de 近所で

 :voisinage(近所;近所の人々;隣人関係)

 

等、色んな言い方をしています。

想像が出来るようになることと、単語力をつけていくことが大事ですね!

 

***

 

<単語・表現>

 

en tant que〜 :〜として、〜の資格で

 En tant qu'Ambassadeur de la Culture et des civilisations Asiatiques à Paris, je tenais à vous présenter la Maison de la Culture du Japon à Paris. 

   パリのアジア文化・文明大使として、パリにある日本文化会館を紹介いたします。

 

*d'ailleurs そのうえ;もっとも;確かに〜だが →私がイマイチ使いこなせない表現...

 

séduire 〜を誘惑する、魅惑する

héberger <人>を泊める;収容する

 Ce batiment héberge en fait une institusion. この建物にはある施設が収容されています。

 

impliquer <仕事等>にかかわらせる

inauguration 発足・初公開式

 J'étais impliqué l'inauguration de ce grand projet en 1998.

    私は、1998年にその巨大プロジェクトの発足に関わりました。

 

connoter 意味がある、〜を含意する

 Du point de vue de la topographie parisienne, je dirais que ce cadrage est très connoté. パリという土地の観点から見ると、この(窓の)フレームは非常に意味があります。 

 

(de linge de) métro aérien 地下鉄の高架部分(地上を走行する地下鉄沿い)

 

chapauter <組織等を>統括する、代表になる

 J'avais d'ailleurs chapauté une exposition très intéressante sur l'architecture,〜.

   私は建築に関するとても興味深い展示会の代表になりました。

 

certitude  <n/f>確かなこと;確信

 C'est une certitude. それは確かなことです。

 

 

***

 

まだまだ単語や表現を聞き取るのが難しいので、何度も聞こうと思います。

 

さて、今回紹介された場所の位置関係は、以下のようになります。

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La Maison de la Culture du Japonだけでも、何度も言い換えていたんですね!

architecture de la transparence(透明度の高い建築物)とも言い換えられていて、夜になると異なる風情を見せて、エッフェル塔が映し出されるとも。。。

こちらも訪れたいな〜・・・と、パリで行きたい場所リストにこちらも追加(笑)

 

鉄鋼のエッフェル塔

石のオーストラリア大使館

ガラスの日本文化会館

 

この3つの違う顔を持つ建物が、ブロックバスター15区に建ち並ぶ風景。

実際に見たら、圧巻なのではないでしょうか。

 

 

*今回、tenirの使い方をもっと知りたかったかな。

冒頭でレイモンドさんが

Je tenais à vous présenter la Maison de la Culture du Japon à Paris.

パリの日本文化会館を紹介いたします。

 

と言っています。tenirを半過去で使っているんですね。 

 

*あと、D'ailleursも・・・自然に使えるようになるとフランス語の達人っぽい。

 

では、今日も盛りだくさんになりすぎたので、この辺で!

A bientot!